週末起業に向いていない人というのは、どんな人なのでしょう。ひとつは、せっかちですぐに結果を欲しがる人です。 また、週末起業を始めるには、どうしても時間が必要になります。ですから、時間にルーズな人、というのも週末起業には向いていません。人との約束や、会社で与えられる仕事に対してはきちんと時間を守ることができても、ノルマのない自分の時間を管理できる人というのは以外と少ないのです。週末起業である以上、会社からの収入があるというのが前提です。つまり、やらなくても食べるには困らない、という人がほとんどになるわけです。そうなってくると、眠いのを我慢して事業に時間を割いたり、見たいテレビを我慢して仕事をしたりできますか? 飲みや遊びに行く誘いがあれば、今日やろうとしていたことを明日に回して、出かけてしまうかもしれません。どうしても今日、どうしても今、という意識が作りにくく、後回し、後回しにしてしまうことがあるのです。これはどれだけ、週末起業に熱意を注ぐことができるのか、でも変わってきます。うまくモチベーションを維持できなければ、中途半端で挫折してしまう危険は少なくなります。リスクを抑えるために、会社を辞めないという選択をするのが週末起業なのですから、せっかちで、なおかつ会社に嫌気が差している人は精神的にきついかも知れません。